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歴代理事長

理事長 三浦裕正理事長 三浦裕正
 このたび飯田寛和先生の後任として日本人工関節学会理事長を拝命いたしました愛媛大学の三浦裕正でございます。
 現在、人工関節手術は世界的に標準的治療法として広く普及し、安定した長期成績をおさめると共に、整形外科医にとって不可欠のツールとなりました。国内における人工関節手術件数も右肩上がりで増加しており、人工関節医療はますます隆盛を極めています。将来、軟骨再生医療の実用化の可能性も予想されますが、人工関節医療自体は当面、衰退することはないと確信しています。日本人工関節学会は1971年に第1回人工関節研究会として発足して以来、2020年に節目の創立50回を迎えます。この間、会員数3000名を越える巨大組織へと発展すると共に、国内の人工関節の普及に大きく貢献してまいりました。今回、理事長を拝命するにあたり、基本的に飯田前理事長の活動方針を継承しつつ、新たな事業にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。
 まず人工関節登録制度については、現在、THA、TKA、reverse shoulderに関して登録制度を導入していますが、まだまだ登録施設数は十分とは言えない状況です。徐々にオンライン登録への移行を進めていく予定ですが、ISARのfull memberの条件である登録率80%以上を目指して、更なる登録施設の増加をお願いしたいと思います。
 専門医あるいは認定医制度につきましては専門医制度検討委員会を設置し、導入についての議論を開始したところでございます。その目的、意義、メリット、デメリット等を考慮しながら、導入の是非について慎重に議論したいと考えています。  
 新たな取り組みとして、手術教育の充実を図っていく予定です。人工関節の長期成績は向上したとは言え、テクニカルエラーによる緩みに伴う早期再置換を余儀なくされるケースも散見されており、手術手技向上のための対策が望まれます。手術教育施設の認定やcadaver trainingの推進を通して、会員の手術技能の底上げを図っていきます。
 国際化の推進も重要な課題です。国際委員会を新たに整備し、海外の学会との連携、トラベリングフェロー制度の導入などを検討していきたいと考えています。
 今後、役員、評議員、全学会員の皆様とともに全力で新たな課題に挑戦していく覚悟です。皆様のご理解とご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

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